鹿島神宮とナスカ

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鹿島神宮

 超古代文明マニアに余り注目されてない鹿島神宮ですが、実は非常に重要な史跡のようです。

 鹿島神宮の由緒によれば、創建は神武元年(紀元前660年)と言われ、全国でも最古の神社になります。 主祭神は、出雲で大国主を屈服させた神の一人「建御雷神(タケミカヅチ)」です。 伝承によれば、建御雷神は出雲を平定後、東国まで遠征し平定し、そして国の安定のため、鹿島の地に留まったそうです。

 鹿島神宮は、本殿が参道中頃の横に有るなど、かなり変わった特徴を持っています。 神社では最も重要な神殿に向かうのが参道です、しかし、鹿島神宮では何故か参道の先には何も無いのです。
 ところが、全く何もない訳では無いのです。参道の先には、なんと「高天原」と言う地名が存在しています。ただし、そこは神宮の敷地外ですが、 その高天原のすぐ側には、建御雷神が反乱した鬼を成敗して埋めたと言う「鬼塚」が存在しています(図1)。
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図1

  鹿島神宮周辺には、非常に重要なキーワードが多くあると言えます。 また古事記では、神武東征において苦しんでいた神武天皇に、鹿島が神剣を与え助けています。 これらから鹿島神宮は、古代において非常に重要な拠点であったと考えられます。

 そこで鹿島神宮は、「超古代文明の飛行場の跡地」の可能性が有ると推測しました。 参道が「滑走路」で、本殿が「管制塔」であり、滑走路(参道)方向の遥か先に目的地「高天原」が有ったと言う仮説です。
 GoogleEarthを使って参道を延長してみると、その指し示す先には見事に南米のナスカが有ります(図2)。 また、参道の2kmほど西に「一の鳥居」が存在しています。 ここをスタート地点と考えても、鹿島神宮の参道は、正確にナスカ付近を指し示しています。その線上には、ペルーの首都リマも有ります。
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図2

 鹿島神宮が、ナスカのような超古代文明の「飛行場の跡地」で 有った可能性が有ると言えます。


世界各地の「跡地」の探訪をしてみる。

 世界各地に超古代文明の飛行場の跡地(遺跡や史跡)が残っていると思わます。そこには、いくつかの特徴が有ると思われます。
・ナスカ地上絵のような直線状の跡が残っている。
・巨石や列石により方向を示している。
・参道の延長線上に神殿がない。

出雲大社

 出雲大社も参道と本殿にズレが有り、主祭神は横を向いています。由来もかなり古そうです。 よってここも超古代の飛行場だった可能性が有ると考え、参道を延長してみました。南米のアマゾン川河口辺りを指し示しているようです(図3)。
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図3

カルナック列石

  カルナック列石は謎の古代遺跡です。この遺跡を作った人たちは歴史から消えたと考えられています。 列石は後世に人の手で復旧されており、古代と様子が変わっている可能性が有りますが、列石の方向を延長してみました。 GoogleEarthで確認出来る列石群は2つあり、その1つがリマを指し示し1つがアマゾン川河口付近を指しています(図4)。
 カルナック列石は、鹿島神宮の行き先と完全に一致し、出雲大社の行き先にほぼ一致しました。 列石群は3つ有るらしいですが、GoogleEarthで2つしか確認出来ませんでした。
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図4

ナスカ

 超古代文明の飛行場説で最も有力なのは、なんといってもナスカでしょう。 地上絵を色別にしてみると、広範囲に分布していますが、ナスカ平原の北と南に特に集中しています(図5)。
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図5

 ナスカの地上絵の中で 最も巨大な地上絵は、カワチ遺跡からナスカ平原の「人物地上絵」の有る小山に続く幅の広いライン(黄色)です(図6)。 この地上絵は、長さは約10kmぐらいで、幅が20〜50mもあり平均で30mぐらいと思われます。

 このラインの北端の小山を境にして、そこから北西に伸びるライン(赤色)があります。 このラインも長さが10kmぐらいあり、ナスカでは最長クラスです。この2本のラインが、ナスカで最も長く巨大な地上絵です。
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図6

 有名なハチドリの地上絵は、幅が50cmぐらいでラインの延長が625mぐらいです(図7)。
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図7

 地上絵の制作に掛かる労力は、表面の石を移動する面積に比例すると考えられます。
面積を求めると
ハチドリ:625m*0.5m=312.5平方メートル
最長ライン(黄色):10000m*30m= 300,000平方メートル

 なんと1000倍近い労力差があるのです。もしハチドリが一人で1日掛かりで作れたとしても、 最長ライン(黄色)は一人で3年近く掛かることになります。 しかも、2つのナスカ最長ラインの境目には、人物地上絵があります。このラインが非常に重要な物であると考えられます。

 しかし、この最長ライン(黄色)は直線では無いので、滑走路で使うのは適当ではありません(図8)。 とすれば、この桁違いに大きいナスカ最大の地上絵は、いったい何の為に作られたのでしょうか?
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図8

  小山から北西に伸びるライン(赤色)は、直線であり長さが10kmぐらい幅が6mぐらいです。 これを延長すると、神津島付近を通り屋久島付近まで伸びます(図9、図10)。
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図9
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図10

 つまり、「ナスカ地上絵の最も長い直線」が日本を指し示しています。これは、鹿島神宮の参道と対になっているのではないでしょうか。

  人物地上絵は、他の地上絵と違い一筆書きになっていません。しかも小山の斜面に描いてあるので「地上からも見える」ナスカで最も風変わりな地上絵です。
 この人物地上絵が有る小山は、最長のナスカラインに挟まれた位置に有ります。これらの謎を解けば、ナスカの真相を突き止められるかも知れません。

 空想力を膨らませ、ここで思い出すのが、古事記に書かれている天孫降臨神話であり、高天原を出発する大規模な天孫の集団です。 もしかしたら、大勢の兵がカワチや南の街から集まり、誘導路(黄色のライン)を行進して搭乗地点(小山)に向かい、小山の上に見学者や王様が集まり、 芦原中津国に向けて飛び立つ鳥船の大艦隊を見送ったのかもしれません。

ナスカラインには、カルナック列石を指し示すもの、ジ ブラルタル海峡を指し示すもの、クスコやアマゾン川河口を指し示すものが有ります(図15)。 どれもナスカラインとしてはかなり長く、配置に規則性があると考えられます。これは別の機会にまとめる事にします。
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図15

不思議な石

 南米エクアドルから地球儀のような不思議な石が発見されています(図11)。 この石には、南北アメリカ大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ、インド、東南アジアと思われる地形が刻まれています。 更には日本やオーストラリア、ニュージーランドまで刻まれている様です。この石は人工的に作られた物です。
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図11
番組ソース:YouTube JA - 人類の隠された歴史

 この不思議な石の南米と思われる所を見ると、そこにある白い線が「鹿島−ナスカ−カルナック」で出来るラインに非常に似ています。 しかし、不思議な石のエジプト付近(図11の右端)を見てみると、目の模様が有り白い線はイタリア半島の南部を通っていいます。 この線はカルナック列石では無く、ジブラルタル海峡付近に向かっているようです。
 この不思議な石は、飛行コースを示している超古代の遺物ではないでしょうか(図12)。
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図12

  日本の天橋立や橋杭岩も、飛行コースを示した遺跡の可能性も有る事は以前にも言いました。 もし、飛行コースを示す列石が、海面上昇で水没した場合どうなるでしょうか?  そこは、細長い浅い瀬になる可能性が有ります。

 ジブラルタル海峡付近とエジプト付近を探してみると、案の定「細長い瀬」が有りました。しかもエジプト付近のは目に似てます(図13)。
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図13

 これらを飛行コースとして繋いだ結果、見事なほど不思議な石と一致しました。 東に向かうラインは直線で屋久島に向かい、そこからナスカと繋がっています(図14)。
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図14

まとめ

 ナスカが超古代文明の滑走路だという本サイトの仮説は、鹿島神宮やカルナック列石という、 ナスカラインと対になる古代遺跡の存在により強化されたのではないでしょうか。 また、飛行コースが一致する不思議な石が発見された事も、仮説の裏付けになったと言えるでしょう。

 空飛ぶ舟の伝承は、世界各地に有ります。日本の「天鳥船」とインドの「ヴィマナ」とエジプトの「太陽の船」、これらは、同じ物だった可能性が有ります。
 これらの忘れ去られた文明が、アトランティスでありアマなのかも知れません。

  ナスカの地上絵もカルナック列石も、現在は継承する人が居ない忘れ去られた遺跡です。 しかし、日本の鹿島神宮と出雲大社は、今も大事に受け継がれており伝承も多く残っています。 つまり、超古代文明がその地に生き残り、その記憶を今も伝えていると言えます。 しかも、多くの古い家系も残っています。
 これは日本が極東の島国に位置しており、他国からの戦争や侵略が少なかったと言う幸運な奇跡であると言えるでしょう。

2011.4.28

 <資料と検証>
古代の海面(再現画像有り)
アフリカの大洪水の痕跡
アトランティスの都
 鹿島神宮とナスカ(このページ)
ストーンヘンジの謎を解く
アトランティスの再現CG
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